2007年06月23日

遺伝子治療薬、治験で有効性確認・阪大発VB

『 大阪大学発の創薬ベンチャー、アンジェスMGは14日、開発中の遺伝子治療薬について、臨床試験(治験)の最終段階である第3相試験で有効性を確認したと発表した。年内にも厚生労働省に承認申請し、1―2年後の新薬承認を目指すとみられる。有効性が確認できたことで、先進国で初めて遺伝子治療薬が実用化する可能性が高まった。

 開発中の薬は「肝細胞増殖因子(HGF)」の遺伝子を使う。閉塞(へいそく)性動脈硬化症によって虚血状態になった足に薬を注射。血管を新生し壊死(えし)による切断を防ぐ。主に糖尿病によって併発する同硬化症の治療薬として期待されている。

 患者27人に治験薬を投与したところ、偽薬の対照群13人と比べて虚血によってできた潰瘍(かいよう)の縮小など症状が改善。副作用など安全性にかかわる重大な問題は見つからなかったという。(07:00) 』(日経NET)VISTAファンド投資信託



Posted by ニュース好き at 22:04